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このドキュメントの使い方

各カテゴリで 既定(迷ったらこれ) を1つに絞り、代替 には「どんな条件なら乗り換えるか」を書いている。案件ごとに調べ直すのではなく、既定を採用し、条件に当てはまるときだけ代替に乗り換える運用を想定している。

バージョン番号は陳腐化が早いため記載していない。採用時は各ツールの最新安定版を使う。

選定の根拠と、よくある疑問への回答は §22 にまとめている。

選定の進め方

作るものが決まったら、次の順に見ていく(Web版では「作る」ページで1〜2をまとめて確認できる)。

  1. 言語を決める:§2-9(作成物ごと)と §2-10(バックエンドの負荷の性質)で決める。
  2. 構成を決める:§19 から近いケースを選び、構成図と表で全体像を確認する。
  3. 規模を確かめる:§23 の目安の数値で、想定規模に対して構成が過剰・不足でないかを確認する。
  4. 出口を確かめる:§24 の移行パスで、成長したときの次の一手と、今のうちにやっておく備えを確認する。
  5. 費用の膨らみ方を確かめる:§25 で、採用するサービスの課金の仕組みと注意点を確認する。
  6. 習熟度を確かめる:§27 で未経験のツールが含まれていないかを確認し、含まれていれば検証期間を見積もりに入れる。
  7. 作り始める:§26 のコマンドで雛形を作り、§21 のチェックリストを埋める。

選定の原則

  1. 1カテゴリ1ツール:同じ役割のツールを混在させない(例:ESLintとBiomeを併用しない)。
  2. マネージド優先:自前運用は、コスト・データ所在・オンプレ要件のいずれかで必要になったときだけ選ぶ。
  3. PostgreSQLを軸にする:キュー、全文検索、ベクトル検索も、まずPostgresで足りるかを検討する。
  4. 標準に寄せる:OpenTelemetry、OpenAPI、OCIイメージなど、ベンダーに依存しない規格を優先する。
  5. 根拠を説明できること:利用者が多く、ドキュメントが厚く、採用理由を第三者に説明できるツールを選ぶ(§22)。