リアルタイム通信
チャット、通知、共同編集
推奨:TypeScript
推奨
TypeScript
構成行を開くと詳細(乗り換える条件・根拠・費用・習熟度)
言語TypeScript
TypeScript
言語別の既定§2-1
選ぶ場面§2-10
- 実行環境がエッジ(Cloudflare Workers等)
- DBの読み書きと業務ロジックが中心ボトルネックはDB。言語の性能差はほぼ効かないので、開発速度とチームで選ぶ
- 外部APIの待ち時間が中心非同期I/Oの書きやすさと、フロントとの型共有
- サーバーレスのイベント処理起動が速く、AWS SDKが充実。起動速度を詰めるならGo
- GraphQLサーバーGraphQLのツール群がTypeScript中心
代替:CRUD中心のWebアプリ・管理画面作成物ごとの言語の決め方
既定は Rails(画面の多い業務システムを最も速く作れる)。外部API連携が中心、またはReactで画面を作り込みたいとき に乗り換える。
代替:CLIツール作成物ごとの言語の決め方
既定は Go。社内向けでnpmの資産を使いたい に乗り換える。
代替:ブラウザ内の重い処理(画像・動画処理、暗号、大量データの解析)作成物ごとの言語の決め方
既定は Rust → WebAssembly。処理がそこまで重くないとき に乗り換える。
採用の根拠§22-2
GitHubのOctoverse 2025(https://octoverse.github.com/)で、2025年8月に月間コントリビューター数でPythonとJavaScriptを抜き最も使われる言語になった。Next.jsやAstroなど主要フレームワークが既定でTypeScriptのプロジェクトを生成する。型によって多くの不具合をリリース前に検出でき、AIによるコード生成の誤りも型チェックで拾いやすい。フロントとバックエンドを1言語で書ける
「JavaScriptより難しいのでは」→ 型は段階的に導入でき、エディタ補完が効くぶん学習もしやすい
ケース別の構成§19
習熟度
フロントNext.js(App Router)
Next.js
既定:アプリ(SSR・フルスタック)フロントエンド
乗り換える条件
- TanStack StartVercel依存を避けたい、クライアント主体で型安全なルーティングを重視するとき
- React Router(フレームワークモード)Remix系の資産があるとき
代替:画面Elixir(BEAM)
既定は Phoenix LiveView(サーバー主導でリアルタイムUI)。フロントをReactで作りたいとき に乗り換える。
成長したら → ECS/Cloud Run(コンテナ)§24
- きっかけ
- 費用の増加、AWSに集約したい
- 最初からの備え
- Next.jsのstandalone出力でコンテナ化できる状態を保つ。Vercel固有の機能への依存を最小にする
ケース別の構成§19
- EC(独自要件が多い)フロント:Next.js+shadcn/ui
- 自社SaaS(B2B)フロント:Next.js+shadcn/ui+TanStack Query
- toCサービス(Web+モバイル)Web:Next.js
- AI/LLMプロダクトフロント:Next.js(ストリーミング表示)
- 個人開発・MVPTS全部入り:Next.js+Supabase+Vercel
習熟度
バックエンドHono(軽量・どこでも動く・型安全なRPC)
Hono
既定:HTTPフレームワークTypeScript(Node.js)
乗り換える条件
ケース別の構成§19
習熟度
DBPostgreSQL
PostgreSQL
採用の根拠§22-2
OSSでライセンス費用がかからない。AWS、GCP、Azureを含む主要クラウドがすべてマネージド版を提供している。拡張機能(pgvector、pg_bigm)でベクトル検索や日本語全文検索までこなせるため、専用DBを増やさずに済む
「MySQLの方が一般的では」→ 機能・標準SQLへの準拠・拡張性で優位。移行ツールも揃っている
ケース別の構成§19
習熟度
データアクセスDrizzle(SQLに近い・軽い・エッジ対応)
Drizzle
既定:ORM/クエリTypeScript(Node.js)
乗り換える条件
ケース別の構成§19
- 業務システム・社内ツール(TypeScript構成)DB:PostgreSQL+Drizzle
習熟度
ジョブpg-boss(Postgresベース、§4-3)
pg-boss
既定:ジョブキューTypeScript(Node.js)
乗り換える条件
- BullMQ(Redis/Valkey)秒間数百件を超える、またはValkeyが既にあるとき(§23-1)
- Inngest/Trigger.devサーバーレス環境でワークフロー(リトライ・待機・ステップ実行)が必要なとき
テストVitest
インフラRender
Render
代替:デプロイRuby / Rails
既定は Kamal。サーバー管理をしたくないとき に乗り換える。
ケース別の構成§19
- 業務システム・社内ツール(Rails構成)デプロイ:Kamal(オンプレVM・VPS)またはRender
- 業務システム・社内ツール(TypeScript構成)デプロイ:Render(AWSならECS on Fargate、オンプレならコンテナでVM)
- データ基盤・バッチ実行:RenderのCron Job(AWSならECSのスケジュールタスク)
監視Sentry
Sentry
既定:エラー監視監視・可観測性・運用
既定:エラー時のユーザー問い合わせプロダクト分析・機能フラグ
採用の根拠§22-2
障害の検知と原因特定の時間を短縮できる。計装をOpenTelemetryにしておけば、監視サービスを後から変更できる
「費用がかかる」→ 無料枠・サンプリングで調整できる。障害の長期化による損失の方が大きい
費用の注意§25
- 主な課金の軸
- エラー数、トレースのスパン数、セッションリプレイ数、ログ量
- 膨らみやすい要因
- 同じエラーの大量発生、トレースの全量送信
- 対策
- トレースのサンプリング率を設定する。既知のノイズを除外する
ケース別の構成§19
- EC(独自要件が多い)監視:Sentry+Grafana Cloud
- 自社SaaS(B2B)監視:Sentry+OpenTelemetry+Grafana Cloud
- AI/LLMプロダクト監視:Sentry+OpenTelemetry
- データ基盤・バッチ監視:Sentry(Cron Monitoringで実行漏れを検知)
- モバイルアプリ単体監視:Sentry
習熟度
CIGitHub Actions
リアルタイムCloudflare Durable Objects
Cloudflare Durable Objects
ケース別の構成§19
- リアルタイム系(チャット・通知・共同編集)TS・マネージド:Cloudflare Durable Objects
共同編集Yjs(マネージドならLiveblocks)
Yjs
ケース別の構成§19
- リアルタイム系(チャット・通知・共同編集)共同編集:Yjs(マネージドならLiveblocks)
Liveblocks
片方向の配信Server-Sent Events
Server-Sent Events
ケース別の構成§19
- リアルタイム系(チャット・通知・共同編集)片方向で足りる:Server-Sent Events
構成図 リアルタイム系(チャット・通知・共同編集)
flowchart TB
C1["クライアント"] -- "WebSocket" --> PX["Phoenix Channels<br/>+Presence"]
C2["クライアント"] -- "WebSocket" --> PX
PX --> PS["Phoenix PubSub<br/>ノード間配信"]
PX --> DB[("PostgreSQL")]作り始める
共通の準備
# 言語・ツールのバージョン固定(使う言語だけ)
mise use node@lts pnpm@latest
mise use go@latest
mise use ruby@latest
mise use python@latest uv@latest
# Gitフックと依存更新
pnpm add -D lefthook && pnpm exec lefthook install
# renovate.json を置き、GitHubでRenovateアプリを有効化するリアルタイム・Elixir(§19-9)
mix archive.install hex phx_new
mix phx.new app
cd app && mix ecto.create